アプリ銀行 2019 1 20
「銀行とは、スマホのアプリそのものになる」
政府が進めるキャッシュレス社会では、そうなるでしょう。
かつて、金融担当大臣だった竹中平蔵氏による、
「Fintechが進めば、銀行は不要なものとなる」という予想が、
現実のものとなるでしょう。
にもかかわらず、銀行業界の進化は、
まるで亀の歩みのごとく進まない。
これは、銀行業界を指導する金融庁が、
時代の変化についていけなくなっているが原因かもしれません。
もちろん、国民も現金主義で、
現金を使う機会が多いから、銀行を必要としていて、
「銀行革命」が遅れているかもしれません。
中国人観光客が日本を訪れた時、
まず、最初にやらなければならないことは、
財布を買うことであるという。
中国では、キャッシュレス社会が完成していて、
スマホで何でも支払うことができる状態でしょう。
聞くところによると、
屋台で餃子を買う時も、代金をスマホで支払うという。
いつの間にか、日本は、追い抜かれてしまったのです。
インターネット専業の銀行である、
ジャパンネット銀行が設立されて、20年近く経過しました。
確かに、あの時は、先進的な取り組みとして、
世界に対して、日本の金融技術を誇れるものでした。
もちろん、今も、ジャパンネット銀行は、
スマホの使いやすいアプリとして存在しています。